中央大学ロースクールだより

中央大学ロースクールOBが送る、ロースクールの情報などを書いていたブログ。中の人は74期になりました。

中央大学ロースクールだより7月号・2018年版(最終回)

1、はじめに

そんなわけで今回が最終回です!

いやー、このブログを始めて、継続的に物事を進めることの大変さを学びました。何事も長い間、継続してやっている人はすごいですね。マジリスペクトっす!

 

最終回である今回は答練や模試について書いていこうと思います。

 

といっても、僕自身、あそこの答練の問題の質や採点はどうだ!とかそんなことは言えない(分からない)し、何よりその手のことは多くの優秀な方々がやっています。なので、僕がロースクール3年生の時に周囲の人の答練や模試の受講状況を書いていこうと思います。

 

先輩たちが模試や答練を受けていたかなんて、先輩とのつながりがある方じゃないと分からないですし、ちょっとだけ有用な記事になるのでは…と思い今回書くに至りました。

 

まぁ、受かる人は模試や答練を受講しなくても受かるし、受からない人は模試や答練を受講しても受からない…といってしまえば元も子もないですし、まぁ先輩たちはこんな感じだったんだーという、模試や答練受講の際の一つの考慮要素くらいになればなーと思います。

 

2、答練について

答練は受けている人より受けていない人の方が多かったと思います。年明けから第2クールが始まり、そこからは受講生も増えるのですが、それでも受けていない人の方が多かったと思います。

 

自分の周囲で答練を受けている人は、伊藤塾と辰巳の二強でした。たまーに、LECやアガルートの答練を受講している人もいました。

 

伊藤塾も辰巳も本来の答練の値段は同じくらいなのですが、伊藤塾ロースクールのグループ割で55%オフとかになるので、価格という面では伊藤塾がダントツですね(東大ローとかはもっと割引になるとか)。辰巳はグループ割でも20%台なんで…。

 

辰巳のいいところは、日程の自由度が高いことだと思います。辰巳まで行って答練を受ける場合、一週間の間で5日くらい答練を受けることができる曜日があり、自分の都合に合わせて答練を受けることができます(先生の生解説講義は日曜のみ)。

 

採点表に関しても、辰巳は1点や2点刻みの細かい採点表があり、どこにどの程度点が振られているか、自分はどこが出来ていてどこが出来ていないのか、等のことが分かります。そのため、採点してくれる方の裁量というのはおのずから少なくなるので、採点してくれる方による差というのは生じにくいのかなと思います。

 

辰巳は高田馬場にしかないのに対し、伊藤塾高田馬場だけでなく、渋谷、御茶ノ水、立川にあるので、受講しやすさは伊藤塾に軍配が上がると思います。

 

3、模試について

模試に関しては、ほぼ全員が受けていました。そして、後述しますが、多くはTKC伊藤塾)と辰巳の両方を受けていました。

 

模試というのは3月や4月に各予備校が行う直前模試のことを指します。

 

模試をやっている予備校としては、伊藤塾、辰巳、LEC、アガルートがありますが(もしかしたら他もやっているかもしれません)、やはり伊藤塾と辰巳がダントツでしたね…。

 

というのも、実際に本試験の際に使う会場で模試を受けることができるのが、伊藤塾と辰巳だからだと思います。実際の会場で模試を受ければ、本試験のシュミレーションもできますからね。

 

ただ、伊藤塾TKC)は受ける日程が1つしかないのに対し、辰巳は3つあるのが良いです。…まぁそのおかげで値段が高くなっているっぽいという点をどう判断するかは受講生次第ですかね…。ちなみに辰巳は社会人受験生ために、土日のみの日程も用意しています(受ける場所は辰巳の校舎ですが…)。

 

ちなみに、模試で使う机はあのよく目にする安そうなパイプ机なのですが、本試験の時は、ちょっと高級なパイプ机です。結構安定感があります。多分、机をガタガタ揺らす人対策なのかなぁと予想しています。

 

4、終わりに

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。このブログがちょっとだけでも、皆さんの役に立っていればとてもうれしいです。またどこかで会いましょう!

中央大学ロースクールだより3月号・2018年版

みなさんこんにちは!

無職のみにゃたろっくです。

 

そんなわけで無事修了しました!やったー!必修科目で再履になったり研究特論(自分で選んだ論文を書く科目)で先生にボコボコにされたりして、一時は留年を覚悟しましたが、なんとか修了できました!!!

 

 

今回は、修了式について、つらつらと書いていこうかなと思っています。

 

まず修了式の前に、記念アルバム用の個人の写真撮影があります。修了式や左記の写真撮影は、ロー生が普段収容されている市ヶ谷キャンパスや市谷田町キャンパスではなく、後楽園キャンパスであります。そのため、写真撮影がどこであるのかちょっと迷子になりかけました(てへぺろ)。

 

私は、写真撮影開始時間に後楽園キャンパスに到着し、写真撮影をパパっと済ませ、そこで遭遇したクラスの人とカフェでコーヒーを飲みながらたわいもない話に花を咲かせました。例えば[自主規制]とか[自主規制]とかの話です。

 

修了式自体は中央大学専門職大学院合同で行われます。確か入学式も同様だったと思います。合同とは言っても、やはり法科大学院が一番の勢力でした。なんか別の専門職大学院の人は、頭に四角い帽子的な被り物(語彙力不足が露見する説明)をしてました。楽しそう…。

 

なお、ぱっと見た感じ、欠席者は20人から30人といったところでした。

 

式が終了すると、クラス全体の写真撮影と、修了証書の授与があります。修了証書の授与はクラス担任の先生がしてくれます。

 

修了式の会場で、学生証と交換に紙袋を貰うのですが、その中には修了証明書やCOACHのマグカップなどが入っています。

 

 

中央大学法科大学院は期末試験の答案が返却されるシステムなのですが、私は面倒くさくて受け取りに行っていませんでした。すると、なんということでしょう。修了式で受け取った上記の紙袋の中に自分自身の答案が入っているではありませんか!正直いらない…。

 

話を元に戻すと、修了式の後は祝賀会が開かれます。ロー生にとって修了自体はゴールでもなんでもないというロースクールからのパターナリスティックな思いやりからか、予算の節約からか、会自体はそこまで豪華というわけではありません。なお、司法試験の合格祝賀会は結構豪華だそうです。

 

ちなみに今年は普通にビールが出ました(入学式後の会ではビールではなくノンアルコールビールだった)。

 

そこで先生からの激励の言葉だったり、定年退職する先生のあいさつ等を聞きます。

 

また、修了する3年生が選ぶベストティーチャー賞というものの結果発表もあります。今年は1位は高橋直哉先生、2位は大貫裕之先生、3位は同着で大杉謙一先生、高橋宏志先生、土田伸也先生でした。

 

ベストティーチャー賞自体、投票数があまり多くないようだったので、組織票を用いれば3位くらいに食い込ませることは容易な気がします…。

 

なお、今年で高橋宏志先生と森勇先生は定年退職となりますので、両先生からのあいさつもありました。

 

その中で高橋宏志先生は自身が巨人ファンであると述べ

中央大学法科大学院は永久に不滅である

と述べていました。

 

 

そんな感じで祝賀会は終わり、その後先生と二次会に行く人も少なくなかったです。

 

式の紹介は以上です。

 

個人的な感想としては、今回の祝賀会はとても楽しかったです。クラスの人と話したり、サッカー部の同期と写真を撮ったり(私は一応中大ローのサッカー部に属してました)、再履で同じクラスだった戦友と修了を祝い合ったり、高橋宏志先生と写真を撮ったり…。

 

入学式の後の式典では話す人がおらずすぐに帰宅した自分と比較すると、ロースクールで多くの物を得ることができたのかなと思います。(この対比ってアニメの一話と最終話的な感じですよね)

 

私自身中央大学ロースクールに進学してとてもよかったと思います…といったところで今回はここまでです。

 

 

 

一応、私自身が中大ローを修了したわけですし、このブログも一区切りといったところです。このブログは今後中大ローに進学する人の情報収集のために役立つかもしれないので残しておきますが、基本更新しない予定です。(ただし、番外編として一度くらい更新する可能性はあります。)

 

ここまで見てくださって本当にありがとうございました。

中央大学ロースクールだより2月号

おはようからおやすみまで!!!みんなのスーパーアイドルみにゃたろっくでぇぇぇす!!!!!!!!!FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!

 

…。

 

……。

 

…前回更新からの間隔を指摘される前に、冒頭の勢いで乗り切ってしまおうという作戦は成功したようですね…。ふふふ…。自分の才能が恐ろしい…。これがリーガルマインド…。

 

そんなわけで、今回も元気に初めていこう…と思うんですけど、悲しいお知らせがありまして、僕らの学年は2月14日までに今いる自習室からの撤退を命じられています。そして、市ヶ谷にある市谷田町キャンパスに移動し、そこに与えられた自習室で今後は勉強するというわけです。そんなわけで、今現在潜伏している市ヶ谷キャンパスからの更新は(留年しなければ)最後になります。

 

さすがに2年間過ごした場所なので移動するのはさみしいです。僕はここ以上に勉強が捗るような素晴らしい場所を知りません。移動したくないよー!……え?市谷田町キャンパスは市ヶ谷キャンパスと違ってWiFiが繋がりやすい?自習室も綺麗?今すぐ移動します!市谷田町キャンパス最高!!市ヶ谷キャンパスは○○!(任意の暴言をお入れください)

 

というわけで今回は市ヶ谷キャンパスで2年間過ごした、中大ローのベテランであるこの僕が、後輩やフォロワーさんから受けた質問等に答えていこうと思います!イエーイ!!

 

 

 

1、ぶっちゃけロースクール内って人間関係はどうなんですか?

 

んー!いい質問!!

 

確かにSNSではロー生や元ロー生の人間関係に関するネガティブな意見が目につきますよね。確かに人間関係のトラブルは存在します。誰と誰が仲が悪いとか、ぼっち気味の僕ですらたまに聞くので、実際は僕が思っている以上にトラブルはあるのかもしれません。

 

ロースクールでは、クラス単位で授業を受ける機会が多く存在します。そして、ロー生の多くは授業以外の時間は自習室で勉強していることが多いので、頻繁に顔を合わせます。そのため、人間関係がかなり親密になります(中学や高校みたいな感じですかね)。そうすると、いろんな意味で他人のことがよくわかります。それは、いいところだけでなく悪いところも分かってしまうというわけです。

 

更に、ロー生は大半が司法試験受験生であり、多くの人間が大なり小なりストレスを抱えています。そんなストレスを抱えた人達が、一つの所に集められ、しかも成績で優劣をつけられます。

 

故に、性格の不一致や成績等が原因となり、反目しあったり喧嘩に発展していったりするわけですね(男女関係のトラブルもたまにあります)。

 

ここまで書きましたが、こういうトラブルはロースクールに限ったわけでなく、多くの職場や大学にも存在するでしょう。

 

あえてロースクールが特異な点を挙げるとすれば、ロースクールを修了しないと原則として司法試験を受けられないため、この場から逃げることができないことですかね。

 

ただ、人間関係のトラブルは四六時中付きまとうわけではないのは、みなさんお分かりだと思います。SNSでトラブルがあったと発信している方も、それ以外の時間は普通に平和に過ごしています(たぶん)。

 

僕自身、ロースクールでは、「あいつがみにゃたろっくだってよ…(ヒソヒソ)」と後ろ指を指されることもありますが、おおむね平和に過ごしています。

 

長くなりましたが、何が言いたいかというと、ロースクールの人間関係を過度に恐れる必要はない」ということです。

 

なお、ロースクールで発生した事案をまとめた物として、

大嘘判例八百選[第7版]絶望のロースクール

という優れたものがあるので、ぜひご購入ください。みにゃたろっくという人が書いています。

大嘘判例八百選[第7版]絶望のロースクール

ですよ。大事なことなので2回言っておきました。

 

 

2、中大ローの環境はどうですか?

 

一言でいえば、ボロいです(東日本大震災の際に入った壁のヒビが、いまだに残っている)。あとWiFiは場所によっては遅いです。教室の電波時計はずれてます(某先生曰く、防衛省の妨害電波的なものだそうで…)。PC室のPCがなんか古めかしいです。食堂の空いている時間は短いです。中大ローが面している靖国通りを右翼の街宣車が爆音を轟かせながら走るせいで、授業が中断することも稀にあります。年に一度、一階の池をすべて水抜きして清掃するのですが、それの臭いが酷いです。みにゃたろっくとかいうアレなやつがいます。

 

…まぁ散々悪口を言い連ねましたが、もちろん良い点もたくさんあります。

 

自習室の座席が固定制ですから、座席を巡る争いが起こらずに済みます。トイレは全て温水洗浄便座で、和式トイレはありません(たぶん)。レッドブルが190円です。みにゃたろっくいう聖人がいます。あとは↓の感じです。

 

 

あと、

素晴らしい先輩と交流することができます!!!!!!!!!!現に僕は素晴らしい先輩と知り合うことができました!!!!!!!!!!!!

…。

ヤ、ヤダナー。センパイカラ アツリョクヲ カケラレタカラ ワザワザ オオキク キョウチョウシテ カイタナンテコトハ ナイデスヨー。ホントホント。(全部棒読み)

 

3、楽にとれる講義を教えてください

 

ありません(先生に対して失礼なので)。

 

まぁ一つ言うとすれば、「あの講義楽らしいぜ!」みたいなノリで多くの人が採る講義は、Aが取れるとは限りません。

 

せっかくロースクールに進学したのだから、自分の興味ある分野の講義を取ったらいいと思います。卒業すれば一流の先生から学べる機会というのはそうそうありませんし。

 

4、ロースクール内の恋愛事情を教えてください

 

先に述べた通り、ロースクールは狭く密な人間関係が形成されるので、当然に付き合い始める人たちも出てきます。「ロースクールはテラスハウスとはよく言ったものです。

 

そして、ロースクールの人間は噂が大好きなので、誰と誰が付き合っているというような情報は瞬時に広がります。(ちなみに僕が民訴の単位を落としたことも瞬時に広がりました。)

 

僕は多くのことを語ることはできませんが、ロースクールは狭い環境なので、恋愛は自己責任でお願いします。(なお、ロー内で付き合っている人たちを見ると総じて幸せそうです。)

 

5、ロー生はどこに住んでいるのですか?

 

寮から通っている人が一定数います(男の方の寮はボロイとかなんとか…)。確か男の方の寮は四谷三丁目をさらに新宿方面にいったところにあると記憶しています。

 

寮ではなく一人暮らしをしている人も一定数います。ちなみに僕はこれです。一人暮らしをしている人は、ある程度ローから近いところに住んでいることも多いです。気楽でいいのですが、お金がかかります。家賃、光熱費、水道代、食費、etc…。うーん…(月々の出費を考え失禁)

 

あと実家から通っている人もいますね。僕の感覚では、これが一番多い気がします。中には新幹線通学の人までいます。

 

まぁロー生は基本的にローに籠っているから、ローに住んでいるようなもんなんですけどね!\どっ/

 

ちなみに聞くところによると、同棲しているカップルもいるそうです。 いちゃいちゃしながら愛の巣家に帰っていくのをたまに見かけます。

 

 

こんなとろこでしょうか。何か質問があればコメントやTwitterでのリプライ送っていただければ返信します。またそのような質問があった場合、このブログも更新するかもしれないので、こまめに見てみてください(アクセス数を増やすためではない)。

 

それではみなさん、よい年度末を!!!

中央大学ロースクールだより11月号

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作っていただいたアイキャッチ画像!

 

お久しぶりです。みにゃたろっくです。


先日Twitterのタイムラインを眺めていると、中大ローでどのような基本書や演習書を買わなければいけないのか、どんなものをベースに講義がすすむのか、といったツイートを観測しました。(やることがたくさんあると自称しているのに、なんで優雅にタイムラインなんて見てるんだ!という正論ツッコミはご遠慮ください。)

 

そのため今回は2年生以降の必修の講義で多くのロー生が購入する基本書等を紹介しようと思います。僕は既修入学のため1年生のときに使う基本書等は知らないです。ごめんなさい。

 

そんなわけで今回はあまり面白みのない内容になると思うので、わくてかしてこれを読んでいる方は、ここらへんで閉じるボタンを押してくださって結構です。

 

一瞬、ここでAmazonのリンクを貼ればアフィリエイトでウハウハ…!と考えましたが、「結局は金もうけか」「資本主義の豚」「机が汚い」「チビ」といった誹りを免れないと思ったので止めました。ほめてください。

 

では始めます。

 

2年生で大半が購入する基本書としては、

・新スーパー過去問ゼミ行政法

・基礎演習行政法

・プロセス演習憲法

・ケースブック会社法

ロースクール民事訴訟

・新問題研究

民事訴訟第一審手続の解説

・民事判決起案の手引き

・紛争類型別の要件事実

・事例で考える民事事実認定

・刑事訴訟実務の基礎

・解説「弁護士職務基本規定」

といったところでしょうか。

 

ここに記載した基本書演習書たちは、それぞれ授業の際に使ったり中間試験の題材になったりするものですので、多くのロー生が購入します。

 

テキスト指定されていても授業で使わない基本書もありますし、先生によって使ったり使わなかったりというのもあります。

 

また、これらは僕が使ったというだけで、来年以降変わるかもしれませんので、参考程度にとどめておいてください。

 

行政法民法民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法に関しては、先生方が作成した問題集をベースに講義が進められます(その問題集を白表紙教材と読んだりする。)。司法試験を意識したような問題も多く、講義の予習復習が司法試験対策に直結するようなことも多いです。

 

先生方も、司法試験の合格率等をかなり気にしているようで、司法試験に使えるような知識を伝授してくれます。(なんとかしたいけど受験指導が禁止されているためもやもやしているとなんとか…)

 

無論、理論と実務の架け橋の名は伊達ではなく、非常に難解な講義もあります。例えば、民事訴訟法とか民事訴訟法とか民事訴訟法とかです。毎年一定数が単位を落とします*1。学年にAは数人しかいないという噂…。

 

ただ、受け終わって改めて考えてみると、先生方が講義で聞いてくることは、学者である先生方にとっての問題意識を反映していることが多く、実際にその質問について考えを深めることは、非常に有用だと思います。特に判例吐き出し型受験生を絶対潰すマンと化している民事訴訟法の司法試験対策としてもかなり役に立つと思います。(成績の良くない僕が言っても説得力0ですけど…)

 

閑話休題

 

上記で示した基本書等は有用な本も多く、先輩から譲って貰うのは困難な本が多いです。ただ、「解説「弁護士職務基本規程」」については、先輩に言ったら多分譲ってくれます。修習に行ったら貰えるらしいし…。

 

3年生では必修科目の数が減ります。(2年生はほとんど必修科目で履修が埋まる。)そのため、3年生が講義のために購入するような基本書類は基本的にありません。

 

これらに選択科目等で購入する基本書類が追加されます。なので、まぁまぁ書籍代はかかると思いますので、これらの本を購入するのに必要なお金は確保しておきましょう。

 

こんなところです。

 

以上、防衛省の方向から歓声や怒声、万歳などの声が聞こえてくる自習室からお送りました(何なんだあれ…)。*2

 

追記

ゆきしおさんにアイキャッチ画像を作成していただきました!すごいクオリティ!ありがとうございます!わーい!!

yuxio.hatenablog.com

 

 

*1:正式な講義名は「民事法総合Ⅲ」といいます。ちなみにロー生は「民総Ⅲ」と略します。基本的に講義は「◯事法総合◯」という名前なので「民総Ⅲ」や「刑総Ⅰ(刑事法総合Ⅰ)」と行った風に呼びます。

*2:防衛省自衛隊の万歳三唱が聞けるのは中大ローだけ!

中央大学ロースクールだより特別篇 中大ローを受験する各位へ

中大ローを受験する各位に「なんだか自分でもやれる気がしてきたぞ…!!」と思える魔法の言葉を授けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「みにゃたろっくが合格している」」」

 

 

以上です。応援しています。

中央大学ロースクールだより8月号

1、再開のあいさつと土下座と命乞い

お久しぶりです!!さーて今日も元気に中央大学ロースクールだよりを更新していこうと思うんですけd…痛っ…重点講義投げつけないで…本そのものだけじゃなくて、中身も重いから…。

 

はい。更新を怠っていてごめんなさい。これは本当に謝るしかありません。言い訳のしようがない。待っていてくださった方、本当に申し訳ありません。今後は、ハンターハンターの富樫先生の悪口は言いません。早く民法の基本書改訂しろよとか言っていたもの撤回します。

 

僕が重すぎる腰をようやく上げたのは、中大ローの入試が近いからです。中大ロー在学生の僕が、少しでも受験生の方のモチベーションを上げられたらなと思い、更新を再開するに至りました。

 

今回は前回予告していた通り、中大ローのいいところを紹介していくぞい!という内容です。以下で具体的に述べていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。

 

※ここから、若干いやらしい話が入ります。いやらしい話が苦手な方は閉じるボタンを押して、「中央大学ロースクール最高!」とツイートしてください。

 

 

 

心の準備はできましたか?では始めます。

 

 

 

2(1)、お金がたくさん!!

 

(しょっぱなから、いやらしい話ですいません)

 

まず、中大出身の法曹が多いところが挙げられます(学部含む)。中大出身の法曹が多いということは、お金が集まるということです(本当にありがとうございます。)。また、中央大学は「法科の中央」と呼ばれ、設立時から法律に力を入れてきましたそうで、大学がより多くの人数を司法試験に受からせようという強い姿勢を感じます。

 

そのため、大学が様々な講座を主催したり、弁護士の方のゼミを安くで開講してくれたりします。おそらく、我々ロー生が格安で上記の講座やゼミを受講できるのは、ローからの補助が一定程度入っているからだと予想されます。なお、これらを主催しているのは、ロースクールではなく法職事務室というところなので、ロースクールによる受験指導ではありません(キリッ)。

 

再々々…伝聞なので、信ぴょう性は高くないのですが、某ロースクールでは、ロー生の答案の添削を、OBOGの方が半ばボランティアのような形で行っているロースクールもあるようです。

 

その点、中大ローは先生方には一定の謝礼金?給料?が支払われているようです。もちろん具体的な額は分からないですが…。

 

やはり、クオリティの高い講座やゼミを行うにはお金が必要不可欠です。お金を出してくださっている先輩方、本当にありがとうございます。

 

2(2)、開講されるゼミや講座が豊富!

 

(上記で若干述べましたが、)ゼミや講座が豊富ということが挙げられます。

 

夏と秋には、直近の司法試験受験生(秋は合格者)による、オリジナルゼミというものが開講されます。ローの上位数%にはいるような超優秀な先輩方が、懇切丁寧に指導をしてくれます。優秀な先輩とお近づきにもなれますし、その先輩自作のまとめノート等も貰えることもあります。オリジナルゼミには多くのロー生が参加します。

 

他にも、弁護士の方によるゼミもあります。これは基本書を通読するものから、司法試験の過去問を添削してもらう物まで幅広くあります。

 

未修入学の人向けに、フォローアップゼミという物も行われており、弁護士の方から勉強のアドバイスを貰えると聞きます。

 

更に、司法試験合格者による司法試験の分析会も行われています。そこに参加すると、上位合格者の答案が手に入るとかなんとか。

 

2(3)、一流の先生方の存在

 

中大ローには、憲法安念潤司先生や、民事訴訟法の高橋宏志先生、加藤新太郎先生、会社法の野村修也先生、といった、法学の勉強をする者ならだれもが知るような先生がたくさん在籍しています。これらの先生に、アポを取ればいつでも自身の疑問を聞くなどできるのは、ロースクール生の特権です。先生方も嫌な顔をせずに付き合ってくれます。どんどん活用しましょう。

 

2(4)、自習室が固定席

 

中大ローは自習室が固定席としてあるので、席取り合戦に巻き込まれる心配はありません。なお、図書室等もあるので、自習室以外で勉強することも可能です。

 

2(5)、中大ローは靖国通りに面している

 

講義中や休み時間、休日等に右翼の街宣車の軍歌を聞けます!軍歌好きな方にはおすすめ!!(そこまで頻繁にあるわけではないので安心してください。)

 

2(6)、防衛省が真裏

 

防衛省内のポケストップに定期的にアクセスできるのは、防衛省の職員か中大ロー生だけ!

 

2(7)、レッドブルが190円!

 

生協ではレッドブルが190円で売られています!安い!

 

なお、モンスターは205円の模様。

 

2(8)、猫がたまにうろついている

 

にゃー。可愛い。

 

3、まとめ

 

どうだったでしょうか。このロースクールだよりを読んで、ちょっとだけでも勉強のモチベーションが上がれば、作者冥利に尽きます。猫は可愛いです。近いうちにまた更新します。

中央大学ロースクールだより3月号その2

ブログの更新は月に1度程度にすると言ったな?

 

あれは嘘だ。

 

前回の記事を想像していた以上の方に読んでいただいたみたいで、正直なところびっくりしました。ローの友人知人からも「面白かった」「グーグルの検索に出てきた」「うぇ~いw」等々、様々な意見をいただきました。読んでくださり、本当にありがとうございます。ブログ更新だけでなく勉強へのやる気になります。そして今後ともよろしくお願いいたします。

 

1、入学式について(総論?)

 

今回ブログを更新しようと思ったのは、中大ローの入学式が目前に迫っているからです。前回もちょっと入学式には触れていますが、今回はちょっと詳しめに書いていこうと思います。

 

2、入学式前について

 

中大ローは入学式の日程を早めに教えてくれていたので、私は入学式の3日前の飛行機で東京に行く手筈を整えました。「入学式の3日前に東京に来て、東京の観光するぞい!」と東京をエンジョイする気満々でした。

 

飛行機を取ってからしばらくして、中大ローから資料が届きました。そこには…なんということでしょう。中大ローは入学式の3日前からガイダンスやクラスミーティング等を行うことになっていたのです。そういうことするなら、もっと早めに言ってくれ…。

 

そんなわけで、私は旅行カバンをゴロゴロ転がしながらクラスミーティング中の教室に入ることになりました。僕が「ちゅうだいろーちほー」をさまよう、かばんちゃんならぬ「かばんくん」と化したことは、フレンズの間では有名な話です。たーのしー!

 

クラスミーティングでは自己紹介をしたりクラス幹事を決めたりします。そしてクラス担任になった先生から、様々な説明を受けます。その中で最も重要なのは、ローの成績と司法試験との相関関係の話だと思います。要するに、GPAが高ければ高いほど司法試験合格率が高まるという話です。

 

後は入学式前日あたりに健康診断が後楽園キャンパスで行われます。翌日入学式で後楽園キャンパスに行くことになりますので、行き方や入学式が行われる場所等をチェックしておくと便利かもしれません。

 

3、入学式

 

後楽園キャンパスで行われます。確か、ロースクール以外にも他の大学院の方もいた気がします。親御さんの参加は、ぼちぼちくらいだったと思います。

 

偉い先生方のありがたいお話を聞いたり、人生で初めて聞く中央大学の校歌をその場のノリで口パクしたりします。あまり記憶にありません。

 

その後は懇親会が地下の食堂で行われます。食べ物やジュース、ノンアルコールビール等を立食形式で飲み食いできます。先生方もいらっしゃるので、有名な先生からサインを貰ったり一緒に写真を撮って貰ったりする絶好の機会だと思います。

 

ちなみに、私は友人知人ゼロで入学したので、懇親会を楽しめるはずもなく、5分くらいで退席しました。クラスの人と仲良くなる機会などいくらでもあるので、無理をせずさっさと退散するのも一つの手だと思います。三十六計逃げるに如かずとはまさにこのこと。

 

どうでもいいですけど、ロースクールは一応は大学院ですし、入学式ではなく入院式の方がそれらしい気がするのは私だけですかね。まぁ入院式ってなんか病院に入院するみたいすし、「甲)お前明日暇?」「乙)俺は明日は入院式」「甲)は?お前入院するの?(病院に)」「乙)うん、入院するよ(大学院に)」というアンジャッシュのコントネタのような勘違いが全国各地で発生するのが目に見えてますから、入学式の方が良さそうですね…。

 

4、まとめ

 

どうだったでしょうか。なんだか、中大ローだよりらしいことができたかなと我ながら思っています。ふへへ。この記事が未来の中大ロー新入生の役に立てばいいなと思います。

 

なお、次回は「現役中大ロー生が本気で中大ローのいいところを紹介する」という趣旨の記事にしようと思っています。

 

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。