中央大学ロースクールだより7月号・2018年版(最終回)
1、はじめに
いやー、このブログを始めて、継続的に物事を進めることの大変さを学びました。何事も長い間、継続してやっている人はすごいですね。マジリスペクトっす!
最終回である今回は答練や模試について書いていこうと思います。
といっても、僕自身、あそこの答練の問題の質や採点はどうだ!とかそんなことは言えない(分からない)し、何よりその手のことは多くの優秀な方々がやっています。なので、僕がロースクール3年生の時に周囲の人の答練や模試の受講状況を書いていこうと思います。
先輩たちが模試や答練を受けていたかなんて、先輩とのつながりがある方じゃないと分からないですし、ちょっとだけ有用な記事になるのでは…と思い今回書くに至りました。
まぁ、受かる人は模試や答練を受講しなくても受かるし、受からない人は模試や答練を受講しても受からない…といってしまえば元も子もないですし、まぁ先輩たちはこんな感じだったんだーという、模試や答練受講の際の一つの考慮要素くらいになればなーと思います。
2、答練について
答練は受けている人より受けていない人の方が多かったと思います。年明けから第2クールが始まり、そこからは受講生も増えるのですが、それでも受けていない人の方が多かったと思います。
自分の周囲で答練を受けている人は、伊藤塾と辰巳の二強でした。たまーに、LECやアガルートの答練を受講している人もいました。
伊藤塾も辰巳も本来の答練の値段は同じくらいなのですが、伊藤塾はロースクールのグループ割で55%オフとかになるので、価格という面では伊藤塾がダントツですね(東大ローとかはもっと割引になるとか)。辰巳はグループ割でも20%台なんで…。
辰巳のいいところは、日程の自由度が高いことだと思います。辰巳まで行って答練を受ける場合、一週間の間で5日くらい答練を受けることができる曜日があり、自分の都合に合わせて答練を受けることができます(先生の生解説講義は日曜のみ)。
採点表に関しても、辰巳は1点や2点刻みの細かい採点表があり、どこにどの程度点が振られているか、自分はどこが出来ていてどこが出来ていないのか、等のことが分かります。そのため、採点してくれる方の裁量というのはおのずから少なくなるので、採点してくれる方による差というのは生じにくいのかなと思います。
辰巳は高田馬場にしかないのに対し、伊藤塾は高田馬場だけでなく、渋谷、御茶ノ水、立川にあるので、受講しやすさは伊藤塾に軍配が上がると思います。
3、模試について
模試に関しては、ほぼ全員が受けていました。そして、後述しますが、多くはTKC(伊藤塾)と辰巳の両方を受けていました。
模試というのは3月や4月に各予備校が行う直前模試のことを指します。
模試をやっている予備校としては、伊藤塾、辰巳、LEC、アガルートがありますが(もしかしたら他もやっているかもしれません)、やはり伊藤塾と辰巳がダントツでしたね…。
というのも、実際に本試験の際に使う会場で模試を受けることができるのが、伊藤塾と辰巳だからだと思います。実際の会場で模試を受ければ、本試験のシュミレーションもできますからね。
ただ、伊藤塾(TKC)は受ける日程が1つしかないのに対し、辰巳は3つあるのが良いです。…まぁそのおかげで値段が高くなっているっぽいという点をどう判断するかは受講生次第ですかね…。ちなみに辰巳は社会人受験生ために、土日のみの日程も用意しています(受ける場所は辰巳の校舎ですが…)。
ちなみに、模試で使う机はあのよく目にする安そうなパイプ机なのですが、本試験の時は、ちょっと高級なパイプ机です。結構安定感があります。多分、机をガタガタ揺らす人対策なのかなぁと予想しています。
4、終わりに
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。このブログがちょっとだけでも、皆さんの役に立っていればとてもうれしいです。またどこかで会いましょう!